ヤクト・ドーガ にリアル可視光通信でしゃべらせてみた
なんか、光通信キットでいろいろ遊んでおきながら肝心のネタ忘れてたので、小ネタ追加。
以前の記事「ガンダムと可視光通信」 でもかきましたが、映画 ”機動戦士ガンダム「逆襲のシャア」” 中のシーンで、宇宙空間で、ヤクト・ドーガというモビルスーツに乗り込んだ敵役ギュネイが、卑怯な手でガンダムを脅すシーンの宇宙空間の会話に、可視光通信が使われています。(作品中の呼称は光音声?)
このネタをいただいて、DVDの音を、学研の光通信キットの送信機でアナログ変調して、そのシーンでヤクト・ドーガの光音声を飛ばしている目玉?のところに送信機のLEDと並列に接続したLEDを画面に貼りつけて、実際に可視光通信でしゃべってもらいました。
(なお、何も仕掛けしないで、もとの映像でセリフに従い点滅してるところに、そのまま、受信機に当ててみました。が、やはり、セリフの文字単位レベルの(つまり音声のエンベロープ波形レベル)の低い周波数の点滅なんで、まったく音にはなりませんでした)
こんなふうに光を使った敵同士のモビルスーツの会話は、あらかじめプロトコルや標準を決めとくってわけにもいきません。
ですから、携帯電話の赤外線での通信のように、お互い向き合ってれば通信確立になる通信が必要=>可視光通信の出番ですね。